ブリッジSEとは?

ブリッジSEの役割と重要性について解説します。オフショア開発が成功するかどうかブリッジSE次第とも言われるほど非常に重要な存在です。
ブリッジSEとは?

図の右側のベトナム側にブリッジSEがいます。ブリッジSE(ベトナム人)はオフショア開発のプロジェクトにおいて、日本とベトナムの開発チーム間に立ち、コミュニケーションを円滑に行う役割を担うエンジニアです。ブリッジSEは技術的な知識やプロジェクト管理スキルだけでなく、日本語とベトナム語を話せるので、言語や文化の壁を越えて開発プロジェクトを実現できます。
ブリッジSEの役割

ブリッジSEは、プロジェクトの全体的な進行を監督し、日本側のお客様と現地の側の開発チームとの間で情報を正確かつ迅速に伝達します。
具体的には、お客様からの要求や仕様変更を理解し、開発チームに指示を出すことで、プロジェクトの品質や進捗状況を管理します。また、開発チームからの質問や問題点を受け取り、お客様に報告し、適切な対応策を提案します。
弊社『JVB』の場合は、コミュニケーション方法としてSlackやbacklogなどのツールをご利用可能です。もちろんお客様のご利用したいツールがあればそれを採用いたします。日本語が通じるのでご安心ください。
ブリッジSEは日本語が話せることが重要!
ブリッジSEが日本語を話すことができることは、プロジェクトの成功にとって非常に重要な要素です。言語の壁を越えることで、お客様と開発チームとの間で深い理解が生まれ、プロジェクト全体が円滑に進行し、期待通りの成果物が納品されることが期待できます。

JVBの場合は、ブリッジSEの日本語能力は日本語能力試験(JLPT)のN1保有者が10名です。N2保有者も11名おり、多くのメンバーが日本語をある程度スムーズに話せます。留学経験や日本での職務経験が長いメンバーもいます。写真の一番左のドさんは日本に1年間滞在したこともあり、とても日本語が流暢です。
※N1はJLPT(日本語能力試験)の最上位のレベルです。
こちらはベトナム人ブリッジSEのドさんの自己紹介動画です。とても日本語が流暢であることがご理解いただけると思います。
ドさんはブリッジSEとして、日本の大手通信企業のクーポンシステム開発やECサイト開発、大手新聞社向けのツール開発などのプロジェクトを担当してきました。日本語能力試験はN2を保持しており、さらに日本に1年間住んでいたので驚くほどスムーズに日本語でのコミュニケーションが可能です。日本のプロジェクト経験が豊富なため、開発もスムーズに進みます。
オフショア開発の失敗要因の多くがブリッジSEの能力不足です。「日本語能力が低い」「技術的知識が無い」「プロジェクト管理能力が低い」といったブリッジSEのスキル不足によって、伝達ミスや納期に間に合わないといったトラブルが発生しがちです。オフショア開発会社を選ぶ際は必ずブリッジSEが日本語を話せるかや、今までどのようなプロジェクトに関わってきたかの経歴を確認しておきましょう!
日本人のPMをご用意することも可能
ベトナム人ブリッジSEだけでは心配と感じるお客様には、JVBでは日本側で日本人のプロジェクトマネージャー(PM)をご用意することも可能です。日本人PMがプロジェクトに参加することで、言語や文化の壁をさらにクリアにし、お客様と開発チームのコミュニケーションがより円滑になります。
日本人のPMは、もちろん日本のビジネス文化に精通しており、お客様のニーズや要望を的確に把握し、ベトナムの開発チームに適切に伝えることができます。また、プロジェクト全体の管理や進捗状況の報告、リスク管理などの重要なタスクも担当し、プロジェクトがスムーズに進行するようにサポートします。
日本人PMのご用意には、コストが若干増えますが、その分、お客様の安心感やプロジェクトのさらなる品質向上に繋がることになります。ラボ型開発で最初の1〜3ヶ月だけは日本人PMを含めた体制にして、お客様が慣れてきたら日本人PMを外すという柔軟な開発体制も可能です。
プロジェクト規模によりベトナム側にPMもご用意可能
プロジェクトの規模が大きく、ベトナム側のブリッジSEだけでは対応が難しい場合は、ベトナム側にPM(プロジェクトマネージャー)を追加でご用意することが可能です。
ベトナム側のPMは、プロジェクト全体の管理や進捗状況の把握、リスク管理などを行い、開発チームが円滑に作業を進めることができるようサポートします。また、PMはブリッジSEと連携し、お客様からのご要望や指示を適切に伝え、開発チームとのコミュニケーションもスムーズに行います。
ベトナム側にPMを追加することで、プロジェクトの規模が大きくなっても、品質管理や納期管理がしっかりと行われ、お客様にとって安心できる環境が整います。

このように、プロジェクトの規模やニーズに応じて柔軟に対応できるオフショア開発企業を選ぶことで、効率的で高品質なオフショア開発プロジェクトを実現できます。ぜひオフショア開発企業のJVBをご検討ください!