【AI開発事例】ECサイト用チャットボットは24時間働くAI店員!顧客対応自動化&売上アップ

「お客様からの問い合わせ対応に追われて、コア業務に集中できない…」
「夜間や休日の問い合わせに対応できず、機会損失が発生しているのでは?」
「もっとお客様一人ひとりに合った商品をおすすめしたいけれど、手が回らない…」
ECサイト運営において、お客様とのスムーズなコミュニケーションは売上を左右する重要な要素ですが、その対応には多くの課題が伴います。
こんにちは。私たちJVBは、ベトナムに拠点を置くオフショア開発企業です。お客様の「困った」を解決するAIシステム開発を得意としています。最近はAI開発のご依頼を多く頂いております。
今回は、ECサイトの顧客対応をAIで劇的に改善する「ECサイト向けAIチャットボット」の開発事例をご紹介します。
コンテンツ
ECサイト向けAIチャットボットとは?

このAIシステムは、お客様からの様々な問い合わせに対し、まるで人間のスタッフのように自然な対話で、24時間365日自動応答するECサイト専用のチャットボットです。
24時間365日の自動応答
営業時間外や休日でも、お客様からの質問にAIがリアルタイムで対応。製品に関する質問、在庫確認、配送状況の照会など、定型的な問い合わせを自動化し、お客様をお待たせしません。
商品情報・注文に関する問い合わせ対応
ECサイトの商品情報やFAQデータを学習し、スペック、使い方、価格、プロモーション情報など、幅広い質問に的確に回答します。注文内容の確認や変更依頼などにも対応可能です(※要システム連携)。
パーソナライズされた商品推薦
お客様の過去の購買履歴や閲覧履歴、チャットでの会話内容などをAIが分析し、一人ひとりの好みやニーズに合った商品を推薦することも可能です。これにより、アップセルやクロスセルを促進します。
お客様の声の収集
チャットでの会話を通じて、お客様からの製品レビューやサイト改善に関するフィードバックを自然な形で収集し、サービス改善に活かすことができます。
使われている主な技術
主に以下の技術を使用しております。お客様のニーズに合わせて最適な技術を選定・活用いたします。
AIモデル / 大規模言語モデル (LLM)
お客様との自然で柔軟な対話を実現するために、GPTシリーズのような高性能なLLMを活用します。商品知識やFAQを学習させることで、ECサイトに特化した応答が可能です。
自然言語処理 (NLP)
お客様が入力した質問文(話し言葉や砕けた表現を含む)の意図を正確に理解し、適切な回答を生成するために、高度な自然言語処理技術を用います。
クラウドAIサービス
Azure OpenAI Serviceなどを活用し、高性能なLLMを安定的に利用できる基盤を構築します。必要に応じて他のAzureサービス(データベース、分析サービス等)も連携させます。
ECサイト・外部システム連携
ECサイトのプラットフォーム(今回のケースではEC-CUBE)の商品データベースや注文管理システム、在庫管理システムなどとAPI連携し、リアルタイムな情報に基づいた応答を実現します。(事例によっては、PHPやMySQLなども利用)
技術選定やインフラ構築など、専門的な部分はJVBが責任を持って担当しますので、お客様は安心してシステムをご利用いただけます。
【導入前】こんな課題、ありませんか?
このシステム導入を検討されるEC事業者様には、以下のような課題がありました。
- 問い合わせ件数が多く、サポート担当者の負担が大きい。
- 営業時間外や休日の問い合わせに対応できず、販売機会を逃している。
- 定型的な質問への回答に多くの時間を取られ、複雑な問い合わせへの対応が遅れがち。
- お客様一人ひとりに合わせた丁寧な対応や商品提案が難しい。
- 顧客満足度の低下や、サポートコストの増加に悩んでいる。
【導入後】導入したらこう変わりました!
このAIチャットボットを導入することで、ECサイト運営は次のように改善されました!
問い合わせ対応を大幅に効率化!
定型的な質問の多くをAIが自動で解決するため、サポート担当者はより複雑な問題や個別対応が必要なケースに集中できるようになりました。
24時間対応で機会損失を削減!
営業時間外や休日でもAIがお客様対応を行うため、いつでも質問や相談ができるようになり、販売機会の損失を防ぎました。
顧客満足度が向上!
待ち時間なく迅速に回答が得られるため、お客様のストレスが軽減され、サイトに対する満足度や信頼感が向上しました。
顧客エンゲージメントが向上し、売上増に貢献! スムーズなコミュニケーションや、場合によってはパーソナライズされた商品推薦により、お客様との関係性が強化され、結果として取引件数の大幅な増加につながっています。
お客様の声をサービス改善へ!
チャットを通じて収集されたお客様の声を分析し、製品開発やサイト改善の貴重なヒントとして活用できるようになりました。
こんな使い方もできるかも?
このAIチャットボット技術は、ECサイト以外にも様々な場面で活用できます。
WebサイトFAQボット
企業のWebサイトに設置し、サービス内容、会社情報、採用情報など、訪問者からのよくある質問に自動で回答します。
社内ヘルプデスクボット
社内システムの使い方、経費精算の手順、人事関連の問い合わせなど、従業員からの質問にAIが回答し、バックオフィス部門の負担を軽減します。
予約・申し込み受付ボット
レストラン、クリニック、イベントなどの予約や、各種サービスの申し込み手続きを、チャット形式でAIが対話しながら受け付けます。
多言語対応カスタマーサポート
海外からの問い合わせに対し、複数の言語に対応したAIチャットボットが自動応答し、グローバルな顧客対応を実現します。
リード獲得・ナーチャリングボット
Webサイト訪問者との対話を通じて、見込み顧客(リード)情報を獲得したり、製品への興味関心を高める情報を提供したりします。
不動産物件案内ボット
賃貸・売買物件に関する問い合わせ(家賃、間取り、周辺環境など)にAIが回答したり、内見予約を受け付けたりします。
教育・学習相談ボット
オンライン講座や学習塾などで、受講生からの質問(コース内容、進捗相談、技術的な質問など)にAIが一次対応します。
JVBのAI開発サービス、こんなことも得意です!
JVBでは、今回ご紹介したシステム以外にも、お客様のニーズに合わせた様々なAIソリューションを提供しています。
RAGシステム構築
RAG(Retrieval-Augmented Generation / 検索拡張生成)とは、 AI(LLM)が回答を作る際に、まず社内文書などの外部情報を検索(Retrieval)し、 その情報に基づいてより正確な回答を生成(Generation)する技術です。
LLMと社内データ検索を組み合わせ、高精度な情報アクセスや対話システムを構築できます。(今回の開発事例もRAGの一種です)
AIエージェント開発
目標達成のために自律的に計画・実行するAIエージェントを開発します。RAGを発展させ、情報検索だけでなく、多様なツール(API連携、データベース検索、Web検索など)を使いこなし、複雑なタスクの自動化を実現します。基盤となるLLMも、OpenAIやAnthropic等のAPIだけでなく、Llama等のオープンソースモデルを活用することも可能です。
画像・動画解析AI
防犯カメラ映像の分析(不審行動検知など)、工場での製品検査(異常検知)、ドローンでのインフラ点検など、視覚情報を活用したAIシステムを開発します。YOLO(画像認識・物体検出のAI)などを活用します。
エッジAI開発
スマートフォン、カメラ、センサーなどのデバイス(エッジデバイス)上でAIを動作させ、リアルタイム処理やオフライン環境での利用を可能にします。
その他、自然言語処理(文書分類、感情分析)、需要予測、在庫最適化、推薦システムなど、幅広い分野でのAI活用が可能です。
AI導入、JVBに相談してみませんか?

「AI導入は難しそう…」
「自社に合うシステムを開発できるだろうか?」
もし、そうお考えでしたら、ぜひ一度JVBにご相談ください!
私たちJVBは、ベトナムのオフショア開発拠点ならではの低価格なコストメリットを活かしながら、高品質なAIシステムの開発を実現します。さらに、日本人スタッフと日本語堪能なブリッジSE(PM)が常駐しておりますので、コミュニケーションや品質管理の面でもご安心いただけます。お客様に寄り添い、企画段階から開発、運用まで、責任を持ってサポートいたします。
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