SESとオフショア開発のメリット/デメリットの比較。どちらを選択すべきか

エンジニア不足を解消するには様々な方法があります。自社のスタッフを育てる、例えばリスキリングの一環でプログラミングを学習してもらったり、ノーコードツールを採用して非エンジニアのスタッフでも簡単なソフトウェアを自作できるようにするのも一つの方法です。

しかし、ある程度規模の大きい開発プロジェクトとなると、やはり社内にエンジニアが必要というケースも非常に多いです。そこで検討する選択肢としてSES(システムエンジニアリングサービス)とオフショア開発が浮上するかもしれません。SESもオフショア開発も自社の採用サイトなどで自力で採用活動をしなくても、すぐにエンジニアを確保できるという共通のメリットがあります。

この記事では、SESとオフショア開発のメリット・デメリットをコスト面や技術力の話を交えてお伝えします。どちらを採用すべきかは、プロジェクトの性質、目的、予算、および期待される成果物の品質など、多くの要素に依存します。ここではオフショア開発についてはベトナムを選定した場合になります。

SESのメリット

SESを利用する場合は、コミュニケーションの容易さが最大のメリットです。当然ですが日本語という共通の言語と文化を共有することで、プロジェクトの要件や変更がスムーズに伝えられ、細かいニーズに迅速に対応することが可能です。

コミュニケーションの円滑さが重要な場合

言語や文化の違いがないため、SESはプロジェクトの細かいニーズや急な変更に迅速かつ効率的に対応できます。

かなりの短期間での納品が必要な場合

タイムゾーンの差とコミュニケーションコストが低いため、プロジェクトのスピードが非常に要求される場合は、日本国内での開発が有利です。

SESは、職種によっても料金相場は異なり、例えばシステムエンジニアの場合、人月単価は50万円から90万円の範囲で、フロントエンドエンジニアは50万円から90万円、プロジェクトマネージャーは80万円から150万円の範囲で変動します​​。

SESのデメリット

エンジニアのスキルレベルと経験の不一致

SES事業者を通じて派遣されるエンジニアには、高い技術力を持つ経験豊富なプロフェッショナルもいますが、未経験からエンジニアになったばかりの人材も含まれることもありえます。特に、未経験者や経験が浅いエンジニアは、プロジェクトの要求に応えるのに十分なスキルを持っていない場合があり、これがプロジェクトの遅延や品質問題につながることがあります。このようなリスクを避けるためには、事前にエンジニアのスキルレベルや経歴を確認し、プロジェクトの要件に合致するかどうかを慎重に評価することが重要です。

コストの増大

初期の見積もりではコスト効率が良好に見えるSESも、プロジェクトの進行中にエンジニアの交代やスキル不足による遅延が発生すると、追加のコストが発生することがあります。特に、品質やスキルレベルの不一致が原因で複数回のエンジニア交代を余儀なくされた場合、プロジェクトの総コストは大幅に増加する可能性があります。

オフショア開発のメリット

オフショア開発はコスト削減とスケーラビリティ(リソースの増減がしやすい)が主な利点です。ベトナムのようなオフショア開発国では、低コストで高品質な技術力を提供できるため、コスト面を重視するプロジェクトには最適です。最近は日本語ができるブリッジSEも多く、「日本の企業と変わらず仕事ができて驚いた」という声もよく聞きます。

コスト削減が重要な場合

こちらはオフショア開発企業JVBの費用例です。
オフショア開発は、特にベトナムなどの国では、日本のSESよりもはるかに低コストでサービスを提供できるため、予算が限られているプロジェクトに適しています。

高い技術力

「オフショア開発は技術力が低い」という考えはすでに古いものとなりました。特にベトナムでは、政府がIT教育を非常に重視しており、優秀なエンジニアが多数存在します。低コストながら高い技術力を持ち合わせたエンジニアを採用できるのがベトナムのオフショア開発の魅力です。

リソース増減が想定される場合

状況に応じてエンジニアやテスターなどの開発リソースを増減したいようなプロジェクトでは、オフショア開発の定番の開発形態であるラボ型開発によって柔軟に対応できるため有利です。ラボ型開発では、月ごとに短期間で大量のリソースを確保したり、逆にリソースを減らすことも可能です。

将来的に海外進出など国際的な視点が必要な場合

将来的にグローバルな市場をターゲットにしているプロジェクトの場合は、オフショア開発で外国人エンジニアとコミュニケーションを取ったり、ベトナムのような東南アジアに拠点を置く企業とやりとりをすることで、海外進出への最初のステップとなります。

オフショア開発のデメリット

コミュニケーションの障壁やプロジェクト管理の手間など、克服すべき課題も存在します。これらの課題に対処するためには、効果的なコミュニケーション方法の確立や、日本語がしっかり話せるブリッジSEがいたり、日本企業との取引経験が多く信頼できるオフショアパートナーの選定が鍵となります。

コミュニケーションの課題

オフショアチームとのコミュニケーションにおいて、言語の違いが障壁となり得ますプロジェクトの要件や期待が正確に伝わらないことがあります。海外側のチームに日本語がしっかり話せるブリッジSEが在籍していることが重要です。

時差による影響

時差は、リアルタイムでのコミュニケーションを難しくします。明確なルールを決めておかないと、問題の迅速な解決や緊急時の対応が遅れることがあります。ベトナムの場合は2時間の時差があります。

プロジェクト管理の複雑さ

海外にチームが存在することで、プロジェクトの監視と管理がSESと比べると複雑になります。進捗の追跡、品質管理、タスクの割り当てなど、効率的なプロジェクト管理を実現するためには、要件定義を明確化しておくことや、事前のコミュニケーションルールの取り決めが重要です。

SESとオフショア開発を選択する際に持つべき視点

プロジェクトの目標と要件を明確にする

開発に求められる具体的な要件(コスト、品質、スケーラビリティ、納期など)を詳細に検討し、それに基づきSESかオフショア開発を選ぶ必要があります。

リスクマネジメントを考慮する

どちらの選択肢もリスクを伴います(コミュニケーションの問題、品質のばらつきなど)。リスクを最小限に抑えるための対策を講じることが重要です。上でも触れた通り、事前にエンジニアのスキルレベルや経歴を確認し、プロジェクトの要件に合致するかどうかを慎重に評価することが重要です。

長期的なパートナーシップを目指す

短期間でのプロジェクト成功も重要ですが、長期的な視点で信頼できるパートナーを選ぶことで、将来的なプロジェクトもスムーズに進めることができます。

まとめ

プロジェクトの目標と要件を明確にし、それぞれのオプションのメリットとデメリットを慎重に評価することが、SESとオフショア開発のどちらを選択するかの鍵となります。また、どちらのアプローチを選択するにせよ、信頼できるパートナーとの長期的な関係構築を目指し、継続的なコミュニケーションと品質管理に注力することが成功への道を拓きます。

この記事を書いた人
ショーン
ショーン

Webデザイナー兼マーケター。趣味はテニス。ネコとK-POPが大好き。

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